ukyokyokyo’s diary

主に映画のご紹介、視聴感想をお話します。

『ジョン・ウィック』魅力的なアクション!世界一の執念を持つ殺し屋

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映画『ジョン・ウィック』の紹介

 

 概要

 

(原題: John Wick)は、2014年に公開されたアメリカ映画。

 

引退した凄腕の殺し屋の復讐劇を描くアクション映画。
キアヌ・リーブス主演兼・製作総指揮。R15+指定。

 

マトリックス』など数々の映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキの初監督作品。
日本のアニメ、マーシャル・アーツ、殺陣、香港映画のカンフー、マカロニ・ウェスタンから影響を受けたアクションが特徴

 

興行的成功を受けシリーズ化され、続編『ジョン・ウィック:チャプター2』が2017年、第三作の『ジョン・ウィック:パラベラム』が2019年に公開された。

 

Wikipediaより引用

 

出演・監督


ジョン・ウィック (ジョナサン・ウィック)
演 - キアヌ・リーブス、日本語吹替 - 森川智之

ヴィゴ・タラソフ
演 - ミカエル・ニクヴィスト、日本語吹替 - 堀内賢雄

ヨセフ・タラソフ
演 - アルフィー・アレン、日本語吹替 - 金城大和

マーカス
演 - ウィレム・デフォー、日本語吹替 - 山路和弘

ウィンストン
演 - イアン・マクシェーン、日本語吹替 - 安原義人

ヘレン・ウィック
演 - ブリジット・モイナハン、日本語吹替 - 竹内絢子

 

チャド・スタエルスキ 
監督

デレク・コルスタット 
脚本

 

あらすじ

 かつて裏社会にその名を轟かせた凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは、
5年前に最愛の女性ヘレンと出会い足を洗う。
平穏な結婚生活を送るジョンであったがヘレンが病で亡くなり、生きる希望を失う。


だが、ヘレンは残される夫を心配して仔犬を手配しており、
その存在がジョンの新たな希望となりつつあった。

 

その矢先、
ジョンの愛車フォード・マスタング・BOSS429を狙った若者の強盗に家を襲われ、
車を奪われただけではなく仔犬も殺されてしまう。
大事なものを再度失ったジョンは、復讐のため、裏社会へ戻ることを決意する。

 

Wikipediaより引用

 

ジョン・ウィック』を見た感想(ネタバレあり)

 

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ジョン・ウィック』はアクションが魅力

アクションと言えば、

 

クロバット

ド派手なカーチェイス

主人公が悪戦するほどの強い敵!

 

というイメージが強いのですが、

この映画、実はそんなアクションシーンはありません。

主人公のジョンはしっかり地に足を付けて、

物理法則を無視したアクロバットなどは一切していないんですよね。

(マトリックスは常人では不可能な動きばかりでしたが)

 

銃を持つと必ず致命傷を与えるジョンですが、

丸腰であれば蹴る、殴る、躱す、投げる、首を折る…

と言うようなリアリティ重視のアクションでした。

 

カーアクションもスピードでギュインギュインするのではなく、

衝突で車を破壊したり。

 

私的にはものすごい刺さりましたね。

殺し屋がそんなド派手なことしてたまるかと思っていたので。

(ダニエル・クレイグが初めて演じた(カジノロワイヤル)

諜報員の某ジェームスボンドは初っ端ビルの壁ぶち破ってたし…)

リアルなアクションなのに、どこかスマート。

キアヌ・リーヴスにピッタリでした。

 

監督はなんとキアヌの名作『マトリックス』のスタントの方だったんですね!

通りでこだわりを感じたわけだ…

(さっき常人では不可能とか言ってたじゃねえか)

 

後述するのですが、

ジョンは「最強の殺し屋」なので

ずっと無双状態。

他のハリウッド映画ではあまり見ない

主人公が最強で負け知らず」というシチュエーションも

私的にはとてもよかったです。

 

敵をどうやって倒す…?

どうすれば勝てる…!?

というような苦悩や葛藤もございません。

最強」ですから。

 

人によってはその苦悩や葛藤のシーンが

楽しみだと思う人も多いかもしれませんが

ストレスなく見れるかと思います。

 

ジョン・ウィック』裏社会を魅力的に表現

 この映画のもう一つの魅力は

何を隠そう「裏社会組織」での話がメインなので

なんせかっこいい!!!

 

男性なら「マフィア」「殺し屋」という単語を聞いて

ウキウキしない人はいないでしょう。

あと、他の人間に悟られたくない会話はロシア語で話したりしてて、

個人的に「クゥーーーー!!!」と悶えていました。

 

特にこの映画は、

 ホテルを拠点に

「裏社会組織の独自のコミュニティ」

形成されてるんですよ!!かっこよくないですか!!

 

どういうことかと申しますと

 

コミュニティだけで通用する独自の通貨があったり

拠点のホテル

(コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク)があったり、

そのホテルでの掟が命がけレベルで厳しかったり。

 

マフィアや殺し屋しかいないホテルって…厨二心を擽られます。

 

ホテルでの掟は

 

「コンチネンタルホテル内での殺しは禁止」

 

これは、オーナーのウィンストンが設けている掟です。

この人、その裏社会でも絶大な権力があって、

その掟を破った人は皆制裁を食らってます。

まあ、制裁と言っても殺害ですけど。

ウィンストンは続編でもしっかり出ていますので見ものですよ。

 

 

このホテルでさえ優遇されるジョンっていったい…何者なんだ…

 

 

 

ジョン・ウィック』殺し屋無双!ブギーマンって何?

 

ええ。前述したとおり、ジョンは強すぎて無双です。

なぜなら、全マフィアが恐れる「必ず仕事をこなす男」だからです。

 

ジョンの愛犬を殺し車を盗んで意気揚々と帰ってきたボスの息子。

その息子を呼び出してボスは

 

お前わかってんのか?ジョンウィックやぞ!?ブギーマンやぞ!?

ワシらも『絶対殺せない相手』を殺せって依頼した事あるんや

ジョンはそれを淡々とこなしたんやぞ!?

 

ジョンは世界一執念深い!一度殺すと決めたら絶対に殺す!!

 

あいつの伝説知ってるか?

鉛筆一本で3人殺したんやぞ!!鉛筆一本で!!!

 

お前が喧嘩売ったのはそんな相手や!!

そんな奴を相手にする覚悟できてんのか!!?おん!?(超要約)

 

と息子を殴り飛ばしながら語りました。

ブギーマンとは、「闇の男」と言う意味。

通り名ですね。

 

これで最強具合がうかがえますよね。

マフィアのボスがビビるって相当ですよねえ…

 

案の定ジョンはそのマフィアを潰すのですが、

 

この最強具合ですので

どんなに人込みがあろうが、襲い掛かってきた標的だけを撃って殺せるし

肉弾戦も最強です。

 

まあ、人並みの大怪我は食らいますけど、

それだけ最強だから、ストレスも「負けるかも…」という不安もなかったです。

 

怒りを込めながら、

ただ静かに標的を殺していくジョンは

人間離れしていて見ていて「すげぇ…!」の嵐ですよ!

 

 


ジョン・ウィック』のストーリーのテーマは「愛」!?

 「復讐」じゃねえのかよ!

と思った人はたくさんいるかと思います。

 

うん、私も「復讐」だと思ってます。

なんとなく見ただけだと

 

「犬殺されて、車盗まれた殺し屋がブチギレて

組織丸々皆殺しした(やりすぎ)」

 

だけに見えますもんね。

ゴッドオブウォーのクレイトスさんもびっくりですね。

 

そりゃ、犬は大事!!

殺したらあかん!!

けど皆殺して…犯人だけでええやん…

 

 

ただ、かなり前にこの映画父にお勧めされて視聴したのですが

父曰く

「愛情に溢れた元殺し屋」だとの事。

 

ああ、確かに…と思いましたね。

 

「愛する妻の為に殺し屋を辞めて平穏な生活を選び、

妻が死ぬ前にジョンが一人になることを心配して妻がこっそり犬を飼っていた

妻が亡くなり、寂しいけどその犬のおかげで穏やかな生活が出来ていた。

その犬を殺されて、おまけに愛車まで盗まれる

犯人は元雇い主だったマフィアのボスの息子」

 

まあ、そりゃ殺し屋に戻って復讐したくなりますわ…

父の言う通り、愛情に溢れてます。

 

ただ、この妻のシーンが最初の最初でかなり短かったので

視聴中はそういった印象はありませんでした。

 

もうちょっと…うん、

もうちょっとでいいから深堀りしてほしかったなあ…

素敵でジョンの人間らしさが垣間見える設定なのに

本当に最初だけだったからなあ…

なんだったらマーカス(親友)の描写も増やしてほしかった…

マーカスもかっこよかったのに…

という感想ですね。

 

アクション映画あるあるですけどねw

 

 

まとめ

 

今回は解説無し、思ったことを感想でまとめただけの記事になってしまいました。

アクション映画らしく、難解なストーリーもなく、爽快さが表に出ていたので。

解説するまでもないかな、と。

 

R15ではありますが、グロさもほとんどないので見やすいかと思います。

映画あまり見ないよーって方にもおすすめ、

アクション好きだよーって方には尚お勧めです。

 

ヒューマン系が好きな方は物足りなく感じるかも…

 

私は好きですけどね!

なんせキアヌがかっこいい。それを感じるのが最大の収穫の映画です。

 

では、閲覧ありがとうございました。